
職員インタビュー
Message#02
総務グループ 総務チーム
S.K(着任年:2023年)
「自由自治」が息づく
制度をつくる
大学という組織を、内側から支える
前職では地方自治体で働いていましたが、大学と連携した事業に関わるなかで、大学が持つ専門的な知見や研究の力が社会に及ぼす影響の大きさを実感しました。転職を考えていたときに、京都精華大学が掲げる「表現で世界を変える」という言葉に出会い、この考えのもとで働いてみたいと思ったことが入職の決め手です。これまでの人生のなかで、表現が人の心を揺り動かし、意識や行動を前向きに変えていく瞬間を幾度となく目にしてきました。その力を信じている自分にとって、この言葉は深く共鳴するものでした。
現在は総務チームに所属し、規程の制定・改廃、職員採用や契約業務、各種届出や調査対応、衛生委員会や健康診断の運営など、大学運営の基盤となる業務を幅広く担当しています。総務の仕事は表に出るものではありませんが、教職員一人ひとりが安心して教育・研究に向き合える環境を整えることが、結果として学生の学びを支えることにつながっていると感じています。多くの部署や立場の方と関わりながら調整を重ねるなかで、大学という組織がどのように成り立っているのかを実感できるのも、この仕事の特徴です。
制度を通して、「自由自治」を実現する
入職して特に印象に残っているのは、学内選挙に関する業務です。理事などの役職に就く人を教職員の選挙によって決定するこの制度は、京都精華大学が大切にしてきた「自由自治」の理念を強く体現していると感じました。また、定期的に開催される教職員合同会議では、大学の重要な方針について、役職に関わらず共有され、意見を持つことが求められます。こうした場に日常的に立ち会うなかで、この大学では理念が言葉だけにとどまらず、制度や運営の中に具体的に落とし込まれていることを実感しています。
総務の仕事を通じて、多様な教職員の働き方を支えることの大切さを強く意識するようにもなりました。入試やオープンキャンパスなどで土日祝に出勤する教職員のために、学内で一時的に子どもを預けられる保育サービスを実施しているのもその一例です。設備面ではまだ課題もありますが、ニーズに応じた支援を形にしていく姿勢そのものが、この大学らしさだと感じています。
大学職員として「教育に関わる」とは、答えを出しきることではなく、思考し続けることだと考えています。学生も、教職員も、多様な背景や価値観を持つなかで、常に問いを立て、よりよい在り方を探り続ける。その土台を制度や仕組みの側から支えることが、総務としての役割だと思っています。この理念を共有し、主体的に考えながら大学をつくっていきたいと思える方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。