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職員インタビュー

Message#03

広報グループ

L.Y(着任年:2022年)

進路選択に寄り添い、
大学の「あり方」を伝える

進路の先にある時間を描く

大学職員を志したのは、学生時代に下級生を支援する活動に関わった経験がきっかけでした。学習や学生生活の不安に向き合うなかで、「誰かの人生の節目に寄り添う仕事がしたい」と思うようになり、進学や学びの選択に関わる大学という場所で人を支えたいと考えるようになりました。
現在は広報グループに所属しています。広報グループは大きく分けて二つの役割があり、ひとつは、高校生や受験生に学びの内容や学生生活を伝え、進路選択を後押しする「募集広報」。もうひとつは、在学生や卒業生、地域や社会に向けて、大学の理念や取り組みを発信し、京都精華大学という存在への認知や理解を広げていく「大学広報」です。私は、WebサイトやSNSの運営、受験生データの管理、受験生向けイベントの運営、告知ツールの制作などを通して、両面の業務に携わっています。
広報の仕事は「情報発信」だと思われがちですが、私自身は特に募集広報において、「伴走」に近い役割だと捉えています。進路に迷う高校生にとって、大学の情報は単なる比較材料ではなく、自分の将来を考えるための手がかりです。だからこそ、正確さはもちろん、高校生がどんな不安を抱えているのかを想像しながら言葉を選ぶことを大切にしています。例えばオンライン説明会では、参加者の顔や反応が見えない分、画面の向こうにいる高校生の状況を想像し、「この言葉で伝わるだろうか」と自問しながら進行しています。情報を届けること自体が目的なのではなく、次の一歩を踏み出すための材料を手渡すことが、私の考える広報の役割です。
高校等を訪問して行う進路ガイダンスでも同様です。大学の魅力を一方的に伝えるのではなく、「この大学に来たらどのような学びがあり、どのような時間を過ごすことになるのか」を具体的に思い描いてもらうことを意識しています。対話を重ねるなかで、大学以外の進路が見えてくることもありますが、自分で考え、納得して選んだ道であれば、その選択を尊重したいと思っています。進路選択をひとつだけの正解探しにしないこと。それが、私が広報として大切にしている姿勢です。

大学の「あり方」を言葉にし続ける

京都精華大学の魅力は、構成員一人ひとりが自分らしくいられるところにあると感じています。人と異なる考えや関心を否定せず、「なぜそう考えたのか」を問いとして受け止め、対話を重ねていく。その姿勢は学生だけでなく、教職員のあいだにも自然と根付いています。広報として大学を伝えることは、出来事を紹介することではなく、「この場所は何を大切にしているのか」を言葉にし続けることでもあります。
これからも、学生一人ひとりの歩幅に合わせながら、その挑戦に寄り添う存在でありたい。言葉と表現の力を信じ、京都精華大学のあり方を丁寧に伝えていきたいと考えています。